日々の暮らしの中で、心に残った小さな出来事やその日の私の思いを記憶に残したい・・・


by tmsay-612
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カテゴリ:本( 10 )

読書

ブログを始めて、たくさんの出会いがあり、思いがけない楽しい経験をしましたが、いつも、気なっていることがありました。それは、PCの前に座ると時間が経つのを忘れてしまい、今までのように本を読む時間が少なくなったということ・・・・

子供の時から、読書が何よりの趣味だった父の影響で、いつも私も本を読んでいました。大学を卒業して就いた仕事も、いつも本を傍らに置いてする仕事でしたし、結婚して育児に忙しいときも、子どもたちと楽しい絵本を探しに、近くの図書館や本屋さんを歩くことは楽しみのひとつでした。
やがて、時間に余裕が出来てからも、ひとりでゆっくりと図書館や本屋さんを歩き、読みたい本をまとめて探してきて、それを自分の机の上に積んで、1冊ずつ読み進めることは、私の楽しい日常のひとこまでした。読み終わると、簡単な読書ノートに、読んだ感想をひとこと書き留めていました。

ブログを始めてから、いつのまにか私の机の真ん中にはPCが置かれて、少し時間が出来ると、PCを開いて・・・そしてついつい時間を忘れる、という暮らしになりました。

先月、お誕生日を迎えて・・・・自分の人生の2/3近くが過ぎ去ったことを実感したら、 「これからあとどのくらいの本が読めるのだろうか・・・・」 とふと思いました。そして、私が、女性として尊敬し憧れている従兄弟と、何年か前に食事をしたときに、 「 ドストエフスキーの『罪と罰』は一度は読んでみる小説だわ・・・」 といわれたことを思い出しました。
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学生時代に、必ずオススメの作品としてあがっていた一冊です。
高校時代、何度か読み始めてはいましたが、登場人物の名前の難しさになかなか読み勧めることが出来ず、いつも途中で止めていて、気になっていた本でした。

あのころから、数え切れないほどの月日が経って・・・先日から、再び読み始めています。
若いころに読み終え、人間の本性について考えて、自分の人生に何らかの影響を受けることも必要だったかもしれませが、この年齢になって読むこともきっと意味のあることと思います。

相変わらず、ロシア文学の登場人物の名前の難しさに四苦八苦していて、未だぐんぐん詠み進むところまではいきませんが・・・久しぶりに読書に浸っています。
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by tmsay-612 | 2007-07-20 20:47 |

クリスマス・プレゼント

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ブログ・フレンドの雨漏りセンセイから思いがけず素敵なプレゼントが届きました。    藤沢たかしさんの本『63歳からのパリ大学留学』です。
この本のことを以前雨漏りセンセイがブログで紹介されました。それは、私の亡き父が大切に読んでいた本でしたので、とても懐かしく、そのことをコメントさせていただきました。

この本の著者、藤沢たかしさんは、亡き父の京都大学時代の友人です。藤沢さんはこの本を出版された時に、その記念として一冊を父に贈ってくださり、父はそれを、いくつかのお気に入りの書籍と一緒にいつも手元に置いて、大切に読んでいたのです。
先日ブログを拝見してそのことを思い出し、私も読んでみたくなって、実家で一人で暮らす母に探してくれるように頼みました。しかし、父の書棚からすぐには見つからないようで、少しがっかりしていました。
今回、私のブログの100回の記念に、簡単なクリスマスオーナメントをお送りしましたら、そのお返しにと、雨漏りセンセイがこの本をわざわざ探して送ってくださいました。

父は、大正7年生まれ、元気でいれば今年88歳になります。若い時代には、今の若者と同じ様に夢や希望がたくさんあった事と思います。しかし、戦争の嵐の中で青春時代を過ごし、それらは叶うことはなく、その困難な時代を生きることを受け止めて生きていました。
父は、昭和17年春に大学を卒業する予定が、第二次世界大戦の開戦により、三ヶ月早く卒業させられ、すぐに陸軍の兵隊として南方へ出征しました。それから、終戦により、奇跡的に帰還するまでの5年間について、後々私たち子どもに雄弁に語ることはありませんでしたが、その苦労については想像するに難しいことではありません。

やがて、一企業人として、70歳で仕事をリタイアするまで、日本の復興のために、そしてまた私たち家族のために、ただひたすら真摯に働き続ける日々でした。それでも、どんなに忙しい時でも、読書をする姿はありました。、特に、西洋史が好きで、いつも中央公論社の『 世界の歴史 全集 』を読んでいた父は、ヨーロッパの文化や歴史に憧れていたのでしょうと思います。

そんな中で、旧友の藤沢さんが、還暦を過ぎて、若い頃からの夢を果たし、パリ大学に留学されたことは、父にとってとても感動的なことだったのかもしれません。実家の父を訪ねると、いつも手元にこの本を置いていた姿を思い出しました。

父が亡くなって15年が過ぎますが、思いがけないプレゼントでこの本を手に取り、再び父のことを身近に感じることができて・・・ブログを通しての想像を超えた出会いに感謝をしています。
このお正月ののんびりとした時間に、ゆっくりとこの本を開いてみるつもりでいます。
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by tmsay-612 | 2006-12-25 22:38 |

「THE BIG ISSUE」

a0072737_20203238.jpgこの雑誌をご存知ですか。「THE BIG ISSUE JAPAN」、毎月発行され、ホームレスの人々の自立のために、ホームレスの人が販売員をしている、雑誌です。

この春頃から、我が家の最寄り駅のJR山の手線目白駅に、この雑誌の販売員が立つようになりました。雨の日も風の日も、真夏の暑さの中でも・・・そして、今日も、街行く人々に良く見えるように雑誌を高く掲げて、ほとんど一日中、直立不動で黙って立って売っています。

何も声を出してセールスをしているわけではありませんので、最初は何を売っているのか分かりませんでした。やがて、以前、テレビでこの雑誌の特集をしていたことを思い出し、その時の表紙のジョージ・クルーニに魅かれて、買ってみました。
アメリカから始まったこの雑誌は、私の好きな映画の、話題のハリウッドスターのロングインタビューや、今の世の中で問題になっていることなどを、真面目に取り上げていて、とても薄いのですが、なかなか読み応えのある雑誌でした。最近は、毎月、楽しみに読むようになりました。

1冊200円です。
90円でこの雑誌を仕入れる販売員は、1冊売れると110円が手元に残り、それを元手にホームレスの暮らしからの脱出をはかる準備を進めます。また、販売員になるために、様々な教育を受けて( お酒を飲んで売らない、綺麗な服装に心がける、などたくさんあります )IDカードを首から下げて、一社会人としてこの「販売という仕事」をします。

師走になり、あちこちで、善意の募金活動が行われています。
以前、曽野綾子さんの本で、「難民業」のことを知り驚きました。善意の募金は必ずしも、必要としている人々のところに確実には届いてはいないし、また、届いていたとしても、寄付することだけで解決する問題だけではない、ということでした。募金のお金を当てにして、それだけで暮らしている、難民を「生業」として暮らしているたくさんの人々もいるということも知りました。

「THE BIG ISSUE」はホームレスの人々に仕事を与えることが目的です。
雑誌に興味があり、読んでみたいのならば、本屋さんに立ち寄るように、販売員から買うことになります。
この雑誌が充実した内容で編集され、一冊でも多く売れて・・・そして販売員の人が、一人でもふたりでも、この雑誌を売る仕事により、ホームレスの暮らしから抜け出すきっかけにでもなれば、それはとても素晴らしいこと・・・と思います。
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by tmsay-612 | 2006-12-05 21:21 |

村山由佳ワールドへ

a0072737_2232146.jpg長い間かけて読んでいた、推理小説が読み終わり、今夜から♀1子ちゃんオススメの村山由佳さんの作品を読み始めようと思います。彼女は何ヶ月も前から、村山由佳さんの作品にはまっています。
「ママ、絶対いいから読んで!」と何冊も貸してくれましたが、何となく若い人の作品じゃないの?と思って、読まずに私の机の上に積んでありました。

ところが、リンクさせていただいている雨漏り先生のブログで、村山さんの恋愛小説を紹介されていて、とても楽しく読んでいらっしゃることが書かれていました。なるほど・・・性別年齢を問わず、支持されている村山ワールドを覗いてみようと思います。
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先日、後輩にいただいた、手作りのブックカバーをかけました。なんだかひと昔前の懐かしい文学少女になった気分です。

ただ・・・少し困ったことがあります。若いときからとても視力の良かった私は、40代になってしばらくして、老眼が始まりました。もともと、手先の細かい作業が好きだったり、その頃から、パソコンを楽しむようになったりで、どんどん進みました。何か、作業をするたびに、家中のあちこちに置き忘れている、愛用の老眼鏡を捜し歩いています。細かい活字は、眼鏡をかけても疲れます。

はたして、彼女の貸してくれた文庫本を、読みきることができるでしょうか・・・
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by tmsay-612 | 2006-10-27 23:20 |

「 ミーナの行進 」 

2年ほど前に、本屋さんをふらっと歩いていた時に偶然見つけて、読んでみたい、と思って買った、小川洋子さんの「 博士の愛した数式 」は、私にとって忘れられないこころに残る1冊になりました。当時、本屋さんが薦めるベスト1に選ばれたとても話題になった本でした。
登場人物のだれもが「無理をしない優しさ」と、自分と関わっていく相手に対して何が出来るだろうか・・・という「さりげない思いやり」を持っている、そんなほのぼのとした内容の本でした。博士と主人公の息子、ルートが阪神ファン、という設定も気に入りましたし、数字の持つ魅力も教えてくれました。
当時、学校の朝の読書の時間に読む本を探していた♀2子ちゃんに薦めたところ、彼女もすっかりこの本を気に入って、何度も何度も読んでいました。この本に出てくる阪神タイガースの往年の名投手、江夏豊さんについて、そんなに凄いピッチャーだったの?と質問攻めにあいました。彼女は、野球解説者としての江夏さんしか知りません。
また彼女は、「この本を読んで、数学、頑張ろうと思った」と話しましたし、私は、「こんなに数学が魅力的なら、もっともっと勉強しておけばよかった・・・・」と思いました。
今年の初めに映画化され、2人で見に行きましたが、本とはまた違った魅力の素敵な映画でした。

そんなことを度々、大学時代からの友人のRさんにお話していたところ、先日、彼女が小川洋子さんの最新作をプレゼントしてくださいました。それが「 ミーナの行進 」です。
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1972年ころの阪急・阪神沿線の神戸を舞台にしたこの小説は、街の名前や風景がその当時のまま出てきます。神戸・西宮が故郷の夫に紹介したところ、とても懐かしそうに思い出していました。
「ここに古い建物として出てくる芦屋図書館で浪人時代に、毎日勉強していた・・・」
私の知らない時代の、夫の思い出です。
内容は二人の少女とその家族との、日常の心の交流を描いた、ほのぼのとしたメルヘンです。読みすすむうちに、いつしか自分もこの中の一人になっているような、そんな気持ちになる素敵な本でした。イラストレーターの寺田順三さんの独特の色調の挿絵も存在感がありそれもまた魅力でした。

それにしても、小川洋子さんのきれいな、流れるような文章は、いつも四苦八苦して拙い文を綴っている私にとって本当に・・・憧れです。
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by tmsay-612 | 2006-10-02 21:41 |

出産のお祝い

年の離れた従兄弟のところに二人目の男の子が誕生したとの知らせが入りました。私が高校生くらいのときに、いつもおんぶに抱っこで遊んであげていたT君が2児の父とは・・・ちょっとおかしくなりました。
早速、「お祝いを何にしようかしら・・・」 久しぶりに赤ちゃんグッズの売り場をうろうろとして・・・お昼寝用のかわいいくまさんの柄の綿毛布にしました。カードも添えて・・・
その時にふと我が家の長女が生まれた時に、素敵なお祝いをくださった叔母のことを思い出しました。

生まれたばかりの長女には、ちょうど歩き始めた頃に着るサイズのかわいいワンピースを、そして、お兄ちゃんになった2歳の長男には「 おにいちゃんになっったね、おめでとう!おにいちゃんはいろいろとたいへんだけど、がんばれ!! 」とかわいいカードを添えて、大好きだった電車のおもちゃを送ってくださいました。

お兄ちゃんになったのはいいけれど、ママは赤ちゃんのお世話で忙しいし、朝から公園には連れて行ってもらえないし、赤ちゃんのものばっかりプレゼントが届くし・・・複雑な気持ちだったでしょう息子に、本当に心のこもったプレゼントで、「 これ、ぼくに~? 」と喜んでいた彼の顔を今でも思い出します。

お兄ちゃんになったT君の坊やに、我が家の子供たちが大好きで繰り返し繰り返し読んだ絵本をプレゼントしようと、本屋さんに行きました。いわむらかずおさんの「 14ひきのねずみシリーズ 」、はやしあきこさんの「 こんとあき 」や「 さなえとちいさいいもうと 」、中川李枝子さんの「 ぐりとぐらシリーズ 」・・・・いろいろと悩みましたが、この2冊にしました。

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 きれいな絵と優しいお話の「 ちいさいおうち 」、  かわいいだるまちゃん、どちらも楽しく読んでくれるといいな、と思っています。



* OCNの問題、無線ランの問題、どちらか分かりませんが、ネットが繋がりにくくご機嫌を伺いながらの更新です。ブログ・フレンドの皆様のところへも伺いたいのですが、なかなか思うように動いてくれません。申し訳ありません・・のんびりとお付き合いくださいませ。
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by tmsay-612 | 2006-09-09 22:29 |

ハイジ

小学校4年生の時に、祖父に買ってもらって読んだ本、ヨハンナ・シュピリの「アルプスの少女ハイジ」は未だに忘れられない1冊です。本を読むことが日常の楽しみの一つになったのは、この本がきっかけでしたし、スイス・アルプスの山々への憧れもずっとこの時から続いています。

その「ハイジ」がイギリスで映画化され、7月から日本でも公開されています。
a0072737_15145071.jpgチラシやインターネットを調べてみると、幼いときからずっと描いている「私のハイジの物語」のイメージを壊さない素敵な映画のようでしたので・・・昨日、友人と恵比寿ガーデンシネマで字幕で見てきました。
とても素敵な映画でした。大げさな脚色をすること無く、淡々とした演出で、おじいさんもハイジも演技とは思えない、アルプスの山からそのまま出てきたようなとても自然な雰囲気でした。あらすじを知って見ていますので、ハラハラドキドキすることも無く、周りの景色や、登場人物の表情など、ゆったりと見ていられたのもよかったのかもしれません。子供のお話ですが、大人も充分楽しめる映画でした。友人と、ハリウッド映画では味わえない、なんともいえない余韻を感じて満足して帰ってきました。

「スイス」といえば、私たち日本人の知らない「スイス」について紹介している本を読んだことを思い出しました。
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前駐スイス大使・国松孝次さんの 「スイス探訪・・・・したたかなスイス人のしたたかな生き方」です。国松さんといえば、オウムの幹部に銃撃されその後奇跡的に回復された元警察庁長官です。本屋さんでこの本を手にするまでは、スイス大使をされていたとは知りませんでしたが、この本は、3年間の大使在任中に感じられたスイスについてのエッセイ集です。
スイスといえば、「観光」 「ウイリアム・テル」 「ハイジ」 くらいしかうかばない私たち日本人の偏った知識を、もう少し広くスイスの歴史・政治・文化・経済について紹介しています。
フランスでもドイツでもイタリアでもない 「スイス」・・・勤勉で有能な国民性、建国以来堅持してきた直接民主制、そしてそれを支える強固な共同体意識・・・今まで知らなかった「スイス」のある側面が少し理解できる本です。
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by tmsay-612 | 2006-08-31 16:21 |

左利き

私は左利きです。私の幼い頃は、まだ世の中全体が、「左利きは日常生活でとても不便で良くない」という考え方が中心だったようで、母は何をするときにも「おててが反対!」と私を厳しく躾ていました。お絵かきのクレヨンを左手で持ったり、いただきまーすといってお箸を左手で持って、とても叱られたことは、幼い頃の、少し心の痛い思い出です。
それでも全てのことを右利きに直すことは難しかったようで、お箸と鉛筆は右手でも使えるようになりましたが、そのほかのことは今でも全て左手です。

お料理で包丁を持つのも、縫い物をするのも、スプーンやフォークを遣うのも・・・また、ラケット競技も、ボールを投げるのも・・・日常生活で常に左手を空けておかなくては不便ですので、ショルダーバックをかけるのも右肩ですし、腕時計も右手にはめます。
世の中全体が、右利きの人を中心に作られていますので、時々、スムースにいかない事はあります。例えば、自動改札の、Suicaをタッチしたり、カードを入れるところは、すべて改札の右側にあります。左利きの私はいつも左手でカードを持って手を身体の前でクロスさせてタッチをしなくてはなりません。電話も、受話器が全て左側についているのは、左手で持って右手でプッシュするためですが、私は反対です。
それでも、今では左利きだからといって、無理に右利きに変えることはしなくなりましたので、日常で少し不便に感じることはあっても嫌な思いをすることはありません。

そんな私は、先日本屋さんでとても興味深い本を見つけました。
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ダ・ヴィンチ、ナポレオン、ビル・ゲイツなどが左利きだったために、こんなセンセーショナルな題名が付いたようですが、内容は、利き手がどのような仕組みで生まれるのかを、科学的に突き止めようとした本です。左利きが遺伝によるものなのか、それとも環境によるものなのか・・私の知りたいと思っていた内容もあり、一気に読みました。残念ながら、「利き手」については謎のことが多く、まだまだ解明されていないようですが、動物と利き手についてや、言語発達と利き手についてなど脳の進化に関することを含めて興味深い内容でした。

ところで、日本語では、「左遷」 「左前」 「左巻き」など左を悪い意味で使う言葉が見られる一方「左うちわ」のようによい意味の使い方もある、とこの本の訳者は言っています。しかし、世界の民族の中でも、「右→善、左→悪」という図式を据えている地域もあるようです。

人類の 「左を悪」 という考えはどうして生まれたのか、ちょっと調べてみたくなりました。
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by tmsay-612 | 2006-08-28 22:19 |

花の季節ノート

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普段近所に買い物に行く時や、近くに暮らす義父母を訪ねる時は、ほとんど自転車です。渋滞に巻き込まれることもなく、駐停車違反になることもなく・・・行きたい所へスイスイ行くことができますのでとても快適です。たまに、お天気の良い日は、少し遠くの公園まで、デジカメ持って、自転車を走らせることもあります。
目白通りは、四季折々に姿を変える、銀杏並木が有名ですし、少し住宅街にはいると、よく手入れされた庭のあるお屋敷や小さな公園もあり、あちこちで綺麗な花や木々を楽しむことができます。そんなのどかな楽しみにのなかで・・・時々、お花の名前が分からなかったり忘れていたりして・・・、そんな自分にちょっとがっかりしています。家に帰ってから、「あのお花、何だったかしら・・・?」と、インターネットや、子供たちが小学生の時に使っていた「植物図鑑」を開いて調べます。また私の愛読書の、「花おりおり」もそんな時の大切なお助け本です。

朝日新聞に連載されていたシリーズを、単行本にした「花おりおり」は、月ごとに花を分類して載せていますので、とても調べやすいのです。また、それぞれのお花の名前の由来や、ちょっとしたエピソードが一緒に載っていて、そのほとんどは私の知らないことばかりですので、感動したり納得したりとても読みやすい本です。お花の写真も、とても素敵で、はぱらぱら眺めているだけでも楽しい本です。

この、「花おりおり」の写真を担当された写真家のお一人の平野隆久さんと私の大好きな気象予報士、倉嶋厚さんが一緒に本を出されたことを新聞で知り、今日本屋さんで探してきました。『花の季節ノート』・・・『癒しの季節ノート』の続編です。夕食の支度をしながら、ささっと斜め読みをしましたが、この本のエピローグで倉嶋さんは
「ストレスの多い現代に忙しく暮らしておられる方々が本書を読んでひと時の「心の安らぎ」を得られたとすれば望外のしあわせ」と書いておられます。自然を愛し自然に敬意をはらう平野さんと倉嶋さんの心がこの本の中に溢れていました。

平野さんの素晴らしい写真と、倉嶋さんの花々への愛情溢れる語り口に、私も本をめくる手を止めることはできませんでした。『癒しの季節ノート』と共に、私にとって、手元において、何度も何度も繰り返し読む本になりそうです。
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by tmsay-612 | 2006-08-04 23:38 |

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洗濯物を干しながら、空を見上げると、まるで綿菓子をちぎって空に並べたような白い雲がたくさん浮かんでいました。今朝のニュースでの東北や九州の集中豪雨のことを気にかけながら梅雨の晴れ間の空をしばらく眺めました。東京では「果てしなく広がる空」を見ることは出来ません。湘南で育ち海の匂いや風の音を日常に感じ、箱根の山々、その向こうに見える富士山を眺めながら育った私は東京の建物で区切られた空しか眺められない毎日はとても寂しく思っています。そんな私がいつも身近においている本が「癒しの季節ノート」、著者は気象キャスター、エッセイストの倉嶋厚さんです。倉嶋さんは以前、ニュース番組の中で天気予報を面白く分かりやすく伝えると同時にお花の便りや季節の俳句・短歌なども紹介してくださるとてもユニークな気象キャスターとして知られた方です。その後しばらく病気をされていたようですがまた執筆活動をされています。偶然私の家の近所に住んでいらして時々スーパーでお見かけしますのでお元気になられたのでしょう。
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この本は四季折々の綺麗な写真とその季節にちなんだ「ことば」を分かりやすく解説しています。目次は四季に分かれていてそれぞれの表題は「薫風」「秋園」「寒立」「踏青」です。なんとも趣きのあることばでしょう・・・倉嶋さんの本はこのほかにも日常では使わなくなってしまった季節を彩ることばの数々をたくさん紹介していて自然の奥深さ美しさを教えてくださいます。この本の中のユリを取り上げているところで                             夏の野の 繁みに咲ける姫百合の 知らえぬ恋は苦しきものそ            (大伴坂上郎女)という歌を紹介されています。この「姫百合」は朱華の姫百合と淡いピンク色の姫小百合の両方の説があるようです。そういえば、リンクさせていただいている「いんぷれぴ」のステラさんが昨日とても綺麗な姫小百合を紹介してくださっていました。それを見せていただいて私は「この歌には姫小百合のほうがやっぱり合うわ・・・」と心の中で思いました。東京でも、何でもない暮らしの中で「眼」と「耳」と「心」を開いて小さな季節の数々を感じて過ごしていきたいと思う日々です。
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by tmsay-612 | 2006-07-04 18:16 |