天声新語
2007年 01月 23日
先週の土曜日に、朝日新聞の「天声人語」の第一段落に続く文章を書いてもらう、「現役高校生の天声新語」コンクール2007が、東京と千代田区の日本教育会館他全国18ヶ所で開かれました。高校生約2400人が、参加して、文章の構成力や想像力を競うコンクールです。我が家の♀2子ちゃんもその高校生のひとりとして、参加しました。
「天声人語」は、私も毎日欠かさず読んでいますが、その「時」の内容を取り上げた、簡潔で分かりやすい文章、そして、600字あまりの字数の中での、起承転結の組み立ての見事さに、いつも、なるほど・・・と感心しています。
今回のコンクールの課題となった、天声人語・第一パラグラフは、1999年9月22日(水)に実際に書かれたものです。以下に引用した第一パラグラフに続く文章を、全体620~628字で完成させなくてはなりません。制限時間は90分でした。
『 ニュースの関心度を測る物差しはいろいろあるが、現場が遠いか近いかもその一つ。地球の裏側の都市で五十軒焼けた火事よりも、隣町のぼや騒ぎの方が、とかく耳目を集める▼ 』
「 ママ、こんな文章が出た・・・」と見せてもらった時・・・
「 う・・・・・ん、難しいわねえ・・・・・・」と思わず私も考え込みました。
「 ママなら、どのように繋げる・・・?」と聞かれて・・・・またまた考え込みました。
「 とかく、自分を中心とした狭い世界に興味や関心を持つことが多いけれども、溢れる情報の中でもグローバルな観点に立って物事を考えることは大切・・とまあこんなことかなあ・・・ 」
と彼女に伝えました。こんな平凡なことしか浮かんできません・・・
「 ところで♀2子ちゃんはどのようにまとめたの? 」と尋ねると・・・
「 流れてきたニュースを受け取る人もいれば、流してしまう人もいるし、それは人それぞれだけれども、伝わったかどうかよりも、とにかく伝え続けることが大切、だから私も今自分の考えを伝えている ・・・・・と・・まあこんなこと 」と話しました。
わあ~あなたの勝ちね!と思いました。文章力はともかくとして、この課題の文章から、とても豊か発想を続けています。
アニメやの漫画の、活字よりも映像での表現に慣れた世代、そして、小学生の頃から携帯メールの極々短い文章や単語の羅列の中で育った世代ですが、彼らしか表現できない、発想も見つかる、きっと楽しい作品がたくさん生まれたことでしょう。
参加することに意義のあった、楽しいコンクールでした。
「天声人語」は、私も毎日欠かさず読んでいますが、その「時」の内容を取り上げた、簡潔で分かりやすい文章、そして、600字あまりの字数の中での、起承転結の組み立ての見事さに、いつも、なるほど・・・と感心しています。
今回のコンクールの課題となった、天声人語・第一パラグラフは、1999年9月22日(水)に実際に書かれたものです。以下に引用した第一パラグラフに続く文章を、全体620~628字で完成させなくてはなりません。制限時間は90分でした。
『 ニュースの関心度を測る物差しはいろいろあるが、現場が遠いか近いかもその一つ。地球の裏側の都市で五十軒焼けた火事よりも、隣町のぼや騒ぎの方が、とかく耳目を集める▼ 』
「 ママ、こんな文章が出た・・・」と見せてもらった時・・・
「 う・・・・・ん、難しいわねえ・・・・・・」と思わず私も考え込みました。
「 ママなら、どのように繋げる・・・?」と聞かれて・・・・またまた考え込みました。
「 とかく、自分を中心とした狭い世界に興味や関心を持つことが多いけれども、溢れる情報の中でもグローバルな観点に立って物事を考えることは大切・・とまあこんなことかなあ・・・ 」
と彼女に伝えました。こんな平凡なことしか浮かんできません・・・
「 ところで♀2子ちゃんはどのようにまとめたの? 」と尋ねると・・・
「 流れてきたニュースを受け取る人もいれば、流してしまう人もいるし、それは人それぞれだけれども、伝わったかどうかよりも、とにかく伝え続けることが大切、だから私も今自分の考えを伝えている ・・・・・と・・まあこんなこと 」と話しました。
わあ~あなたの勝ちね!と思いました。文章力はともかくとして、この課題の文章から、とても豊か発想を続けています。
アニメやの漫画の、活字よりも映像での表現に慣れた世代、そして、小学生の頃から携帯メールの極々短い文章や単語の羅列の中で育った世代ですが、彼らしか表現できない、発想も見つかる、きっと楽しい作品がたくさん生まれたことでしょう。
参加することに意義のあった、楽しいコンクールでした。
by tmsay-612
| 2007-01-23 23:26
| 家族